不動産会社でも失敗する古家(古屋)の不動産売却


「リフォームして見栄え良く綺麗にしたら今より500万円は高く売れますよ」 

 結果

 1年間売れずに値下げしてようやく売却。 
 * * * * * 
 こんなような似た話を定期的に耳にします。
 先月当窓口にご相談にいらした60代のご夫婦も、業者にリフォームを勧められているが、「どうしたらいいのか分からないからセカンドオピニオンとして教えてほしい」と奥様は申し訳なさそうにご相談にいらしました。

 詳しい話はこうです。 

郊外の一軒家を所有していた「T様夫妻」。息子さんの強い勧めもあって仙台市内中心部のマンションに住み替えをする事に。
そんな折、訪ねてきたリフォーム屋さんにどうせ売るならもっと高く売れますよ。不動産の会社さんも知り合いがやっているから全部お任せ下さい。と。 

 次の週に不動産会社の社長と一緒にやってきたリフォーム屋さん。 「そのまま売るなら1000万円。300万円かけてリフォームすれば1500万円で売れますよ」

この場合のポイントですが、 

①現状価格の1000万円がまず正確な市場調査を元に出された金額なのか 
②リフォームした結果その戸建てが1600万円で売れるのか 

* * * * * 

 当窓口で市場調査をした結果、現況でも1200万円程度で売却が見込めそうな物件でした。
 では、当窓口で同じように300万円かけてその分を含めてさらに高く売れるという提案をするかどうか。 答えは「バツ」です。 諸外国と比べ日本人はいまだに中古物件への抵抗がかなり多く、中古戸建ての値段は皆様が思っている以上に値段が付かないケースが多いです。 地震大国である事も大きな要因かと思いますが表向き綺麗になっても・・・と言う消費者様が非常に多いです。 モチロン高く売れる場合もあります。でも今回のT様のような一般の方がお金を先に手出しでリフォームの先行投資を行うにはそのリスクがあまりにも高すぎます。 不動産業者によっては買取保証契約をします、と言うケースもあるようですが、そもそもそんな事してまでどれほど高く売れるでしょうか。

(写真は売却直前の状態。ミサワホームの立派な建物でした)

今回のタイトルにもあるように、毎年何十、何百と取引を行っている中古戸建てをリフォームして再販売しているプロ中のプロの不動産業者でもその販売物件の5~10%程度は利益が出ない、もしくは赤字販売を行っています。

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 軽微な修繕や見た目を綺麗にする事は非常に大事な事ですので全てを否定はしません。

 大事な事は不動産の価値を正しく知る事です。 弊社は宮城県仙台市・多賀城市・富谷市を中心に、不動産仲介をおこなっています。 相続不動産の売却についても、確かな経験と知識でサポートいたします。 そのほかにも不動産について何かお悩みがあれば、ご遠慮なくお問い合わせください。

筆者プロフィール  ||  笠原 紀久夫 
 宅地建物取引士 / マンション管理士 / 賃貸不動産経営管理士 /ほか不動産系資格多数 

 宮城県仙台市 在住歴 40数年
『宮城・仙台が好き過ぎる宅地建物取引士』として「仙台の不動産そうだん窓口」で多数の案件のご相談に係わっています。

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